石田 美保 店長 体験談

“私とヴィットの出逢い”をお話します。今から約12年前の、平成14年のことです。


あるふぁα(前原店)店長メッセージ

12年前、私は事務スタッフで入社しました。

サロンの技術スタッフと事務所のスタッフ合同で研修があり、その中のレクレーションとして事務スタッフが技術スタッフにヴィットをするという、いつもと逆転した時間がありました。その時、技術スタッフにヴィットをしていた私は「上手ですね。」「何かしていたんですか?」と聞かれ、「今まで人に施術をするような経験はありませんが、友達同士でマッサージのやりっこをしたり、祖父や祖母の肩や背中をもんだり押したり、よくしていました。」と答えました。

祖母の言うところを親指で押して、「そこ!!」と言われたところに少しもズレないようにピップエレキバンを貼ったり、湿布を貼ったりしていたのが、人のコリを押して探す「特技」になっていたのだと思いました。

私のウワサを聞いた上司から「ヴィットを勉強してみない?」と勧められ、何かを身に付けたいと思っていた私は、ヴィットは年をとってもできる仕事だし、人に喜ばれることが好きな私に向いているかも?!  人に喜んでもらえ、家族にもできる! そう思い勉強を始めました。

元々、肩コリ・首コリがきつく、事務の仕事をしていると、月末や忙しい時期に必ず肩からくる頭痛に悩まされていました。ガマンできない時は、クイックマッサージに行っていましたが、すぐに元に戻り、その場しのぎだと思いながらも時々行っていました。

ヴィットを受けた後は、カラダが軽くなるのがわかり、受ける前は自分の体が重くなっていたんだと自覚できました。頭痛薬と生理痛の薬は必ずバッグに入れて持ち歩いていたのですが、ヴィットを受け出してからは、一度も鎮痛剤を飲んでいません。しょっちゅう行っていた薬局へは行くことがなくなりました。

技術を習得したばかりの頃に、実家の祖父が胃ガンだとわかりました。すぐに手術を勧められ、胃を全部と他の臓器も摘出する、約10時間の大手術を受けました。手術当日、私が病院へ行った時はすでに手術前の麻酔が効いていて、祖父と話すことができませんでした。無事に手術は終わりましたが、高齢での大手術による記憶障害や痴呆になり、手術前のおもしろくて楽しい祖父には戻りませんでした。

私はもっと早くヴィットを勉強して、祖父に技術をしていれば、祖父の体の異変に気付けたのではないだろうか?

ガンになったとしても、胃を全部取らなくても済んだのではないだろうか?

10時間もかかる手術を受けなくても済んだかもしれない。私はもっと早く勉強していればよかったと思いました。


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